
佐々木尽が2026年9月21日、セムジュ・デビッドに6回KO勝ち。日本・OPBF・WBOアジアパシフィックのウェルター級3冠を統一し、最新戦績を25戦22勝19KO2敗1分とした。
更新:2026年9月21日、佐々木尽がセムジュ・デビッドに6回KO勝ち。日本・OPBF・WBOアジアパシフィックのウェルター級3冠を統一した。
JBC公式結果は9月22日朝時点で未掲載のため、THE CORNERではLemino公式映像と当日報道で結果を確認し、公式記録の掲載を待っている。
2026年9月21日、東京たま未来メッセ。OPBF東洋太平洋ウェルター級王者の佐々木尽は、セムジュ・デビッドとの3冠統一戦に臨んだ。
懸かるのはOPBF、日本、WBOアジアパシフィックの3本。佐々木はOPBF王者、セムジュは日本・WBOアジアパシフィック王者として向き合う。
佐々木にとっては、2025年6月の世界初挑戦でブライアン・ノーマン・ジュニアに5回KO負けしてから、世界戦線へ戻るための重要な一戦だった。6回KO勝ちで、最新戦績は25戦22勝(19KO)2敗1分となった。
佐々木尽の最新プロフィール
| 所属 | 八王子中屋ボクシングジム |
|---|---|
| 生年月日 | 2001年7月28日 |
| 出身 | 東京都八王子市別所 |
| 身長 | 173cm |
| 階級 | ウェルター級 |
| プロ戦績 | 25戦22勝(19KO)2敗1分 |
| 現王座 | 日本/OPBF東洋太平洋/WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者 |
| 世界ランキング | WBCウェルター級18位(所属ジム掲載) |
| 直近試合 | 2026年9月21日 セムジュ・デビッド戦 ○6回KO |
| 次戦 | 公式発表なし |
プロデビューは2018年8月24日。アマチュア経験は4戦1勝3敗と短かったが、プロでは序盤から倒す力を示し、国内屈指の攻撃型ウェルター級として順位を上げた。
強打で地域王座を重ねた上昇期
佐々木の持ち味が明確に表れたのが、地域王座戦での勝ち上がりだ。2024年9月にはカミル・バラを7回TKO。2025年1月には酒井祥正を12回判定で退け、OPBFとWBOアジアパシフィックの2冠を守った。
酒井戦はKOではなかった。採点は116-112、117-111、118-110。倒せない相手に12ラウンドを通してポイント差を作れたことは、一発の強さだけではない幅を示した。
世界初挑戦のKO負けが転機に
2025年6月19日、佐々木はWBO世界ウェルター級王者ブライアン・ノーマン・ジュニアへ挑戦した。結果は5回46秒KO負け。初めての世界戦で王座獲得には届かなかった。
敗戦そのもの以上に問われたのは、世界王者の速度とカウンターに対し、強打を届かせるまでの過程だった。前へ出る勢いがあっても、入り際を読まれれば、その推進力が相手のカウンターを強くする。
THE CORNER分析:攻撃後の位置まで設計できるか
佐々木が世界へ戻るために必要なのは、攻撃性を捨てることではない。ジャブとフェイントで相手の反応を引き出し、踏み込む角度を変え、連打の後に正面へ残らないことだ。
「当てるまで」と同じくらい「打った後」を整える。強打を生かしながら被弾を減らせれば、佐々木の圧力は世界上位にも持続する武器になる。
2回TKOの再起戦で取り戻したもの
世界戦後の再起は2026年2月19日。マーロン・パニアモガンを2回TKOで退けた。所属ジム公式戦績では、初回を越えた直後の短い試合で再びフィニッシュ力を示している。
ただし再起戦の早いKOだけで、世界戦で残った課題が解決したとは言い切れない。だからこそ、日本とWBOアジアパシフィックの王座を持つセムジュとの10回戦には意味がある。
セムジュ・デビッドとの3冠統一戦
八王子中屋ジムの公式発表によると、試合前のセムジュは11戦9勝(5KO)1敗1分で、日本とWBOアジアパシフィックの2冠を保持。佐々木は6回KOで勝ち、OPBFを含むウェルター級3冠を統一した。
大会は9月21日13時開始。会場は佐々木の地元・八王子にある東京たま未来メッセ。佐々木革―盛合竜也が盛合の棄権で中止となり、日本ユース王座戦2試合を含む5試合が実施予定だ。
3本のベルトは世界への通過点
3冠統一に成功しても、世界挑戦が自動的に決まるわけではない。それでも国内、東洋太平洋、アジア地域の王座を一度に持つことは、次の相手と交渉するうえで大きな実績になる。
ウェルター級の位置づけはボクシング階級一覧、当日の公式配信情報の確認方法は今日のボクシング放送・配信にまとめている。
佐々木尽は、世界戦の敗北後に再起し、強打をもう一度ベルトへつなげた。
3冠統一はゴールではない。19KOの攻撃力を世界上位へどう安全に届けるか、次戦の相手と舞台が重要になる。

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